露を吐く

好きか嫌いかで言ったら

前の高校と一度目の一年生

この間、前の高校(なんていう表記をしなきゃいけないわかりにくい人生を送ってきてしまったなと少し落ち込む)の先輩2人と同期1人と飲みに行ってきた。

 

相変わらずの先輩方と相変わらずの同期。

 

今でもこうして会ったりするのは家が近いからってことでもあるんだけど、俺の中ではたまに会うこの人達に本当に助けられてるなあなんて勝手に思ってたりする。

 

一緒にいた時間なんて1年ぐらいなのに。

 

俺は不登校だったからかなり少ない時間だけだったのに。

 

しかも2年連続の留年が決まって転校もしてるのに。

 

転校なんて関東から関西のレベルだったのに。

 

時間はあまり関係ないのかも。

 

こうやって気にかけてくれているのはとてもありがたい。

 

嬉しい。

 

どこか尊敬して、こんな人間になりたいなんて思う自分がいる。

 

前の学校の先輩方には昔からほんとうに助けられている。

 

今回飲みに行ったのとは別の先輩だけど、不登校で鬱で家に引き篭もっていた俺に唐突に「大阪行くぞ!」なって言ってきてくれた先輩もいたりして。

 

まさか行くのがそれを言われた2日後になるとは思わなかったけど。

 

まさかその数年後に大阪に住むことになるとは思いもしなかったけど。

 

「助けられた」なんて言ったら大袈裟かもしれないけど、確かに実際、俺は助けられてたんだ。

 

悲しい思い出は無くなりなんてしないけれど、それでも今こうして生きていられるのは

きっとあの人達がいてくれたおかげなんだな、って時折思い返す。

 

なんてね。